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【「Dress farm 2020」基金】sumikaがパブリックリソースに基金を設置!プレスリリース

#基金 #f0151

sumikaがパブリックリソース財団に基金を設置!新曲に対してユーザーが自由に設定した“価値”を“寄付”へ。新型コロナウイルスに立ち向かう医療やエンタメ従事者を支援

2020年5月28日 公益財団法人パブリックリソース財団

sumikaが、全8曲の新作を本日特設サイトにて発表。曲にはユーザーが自由な金額の価値をつけ、その全額がパブリックリソースに設置された『Dress farm 2020』基金への寄付金に。新型コロナウイルスと戦う医療機関・関係者や、活動の継続が困難な状況にあるエンタテインメント業界を支援。

sumika

公益財団法人パブリックリソース財団(所在地:東京都中央区、代表理事:久住 剛)は、4人組バンドsumikaを発起人とした「Dress farm 2020」基金(読み:ドレスファームニーゼロニーゼロ)を設置しました。

基金は、sumikaが特設サイトにて発表した無料視聴可能な新曲4曲、未発表ライブ映像4曲に対して、視聴したユーザーが自ら設定した金額を寄付としていただき、積み立てます。寄付金は、公募と第三者委員会による審査を経て、助成金として交付されます。支援する対象は、第一線で新型コロナウイルス感染症の治療等にあたる医療機関・関係者と、自粛要請により活動継続が困難な状況にある日本のエンタテインメント業界関係者です。

▼「Dress farm 2020特設サイト」: http://sumika.info/dressfarm2020/

「Dress farm 2020」基金への寄付の窓口は、パブリックリソース財団が運営する『オンライン寄付サイトGive One(ギブワン)』内に設けられます。公益財団という器を利用することによって、寄付者は希望すれば、寄付金控除等の税制優遇措置を受けることができます。

▼オンライン寄付サイトGive One(ギブワン)内、特設プロジェクト: https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20047

「Dress farm 2020」基金 ロゴ

■アーティストの意志と、作品の視聴者の想いを寄付にのせる新しい基金の形

本基金は、sumikaの、 『本プロジェクトの寄付額の半分を、この国の医療を支えて下さっている医療従事者の方々に。そしてもう半分を、自分達をここまで育ててくれたエンタテインメント業界の活動支援とさせて頂きます。』(メンバー声明文より一部抜粋) という意志に沿って、支援に活かされることになります。 また、本基金には、sumikaの作品に対してユーザーが自身で考え、想いを込めた「価値」を金額に変え、寄付していただきます。 本基金は、アーティストの意志によって寄付の方法と支援の方向性が決められ、視聴者の共感が寄付となり、内閣府認定公益財団法人が公平・中立かつ適正に資金管理・運営を行う、ユニークで新しい取り組みといえます。

■支援先の決定方法

2020年6月30日までにいただいたご寄付をもとに、第1回目の助成金の公募を7月に行います。各テーマに精通した専門家・有識者が審査委員となり支援先を選考し、8月中旬に第1回の支援(助成金支給)を行う予定です。 2020年7月1日以降のご寄付をもとに、第2回目以降の公募も予定しています。

■Dress farm 20020とは?

“人の数だけ価値観がある。その価値の付け方はお金だけではなく、時間かもしれないし、言葉や行動かもしれない。大切なのは考える事―。” 2014年から計3回に渡り、sumikaにとって一番大切なものである音楽を介して、購入時に自ら価格を決められる価格自由設定CD『Dress farm』を発表。『Dress farm 2020』基金は、その理念を受け継いだ名称となっています。

■Dress farm 2020に関するメンバー声明文

『誰とも比べず、あなたの価値で』

sumikaは新たな作品を制作しました。

まず、新曲制作。 365日、喜怒哀楽がある中で、聴きたい音楽はいつだって気まぐれです。 メンバーそれぞれが”今“伝えたい音楽として、四者四様の答えを出し、1人1曲、合計4曲を新たに制作しました。初のリモートレコーディング。

そして、未発表ライブ映像の公開。 ライブ活動の自粛も長引いてきている中、熱狂と体験の瞬間があった日の事を、もう一度振り返って、新たに編集して制作しました。 ライブでしか伝えられないものを、少しでも伝えられたら嬉しいです。

数億円の値がつく名画も、数時間並ばないと食べる事が出来ないパンケーキも、険しい道のりを何日も歩かねばお目にかかれない絶景も、誰かにとってはそれほどの価値があるし、他の誰かにとっては、全く価値を感じないものなのだと思います。

人の数だけ価値観がある。その価値の付け方はお金だけではなく、時間かもしれないし、言葉や行動かもしれません。 自分自身で “なにか“ の価値を考えるという事は、いつでも大事な一手間だと考えています。

今回発表する新作の価値の設定は自由です。 無料でも、どんな金額でも、身近な人への「ありがとう」や、自分自身の「明日も頑張ろう」など、どんな形でも構いません。

金額という形で付けていただいた価値に関しては、服(ドレス)を着せて、きちんと次の畑まで届けるという事が、今の役目だと思うので、本プロジェクトの寄付額の半分を、この国の医療を支えて下さっている医療従事者の方々に。そしてもう半分を、自分達をここまで育ててくれたエンタテインメント業界の活動支援とさせて頂きます。 混沌とした世の中で、価値観はいつにも増してバラバラだと思いますので、誰とも比べずに、自分自身の感覚で決めて頂けたら幸いです。

2015年に身体を壊して活動休止をしてしまった際に、文字通り身体と心を救ってくれた方々や場所に対して、まずは少しでも力になれたらと思っています。

この嵐が過ぎ去った後には、きっと以前と全く同じ世界には戻らないと思います。 前より悪いか、前より良いか。 ざっくりとした感覚ではありますが、後者のように感じられる瞬間が、一つでも多く生まれるように、今できる事を不貞腐れず、ひとつずつやっていきたい気持ちです。

もう一度、大切な人と大切な場所に、旗を立てられる日がきますように。 歩幅は気にせず、それぞれのペースで歩いて探していきましょう。

sumika 片岡 健太,荒井 智之,黒田 隼之介,小川 貴之

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